【実体験】イマーシブ・フォート東京のガチ感想!良かったところ・悪かったところ

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2024年3月に開業した新しいテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」へ行ってきました。

結論から言うと、とにかく面白くて、足がパンパンになるほど歩き回りました

開園してまだ新しいので、実際行ってみてどうなの?という疑問がたくさんの方から寄せられます。

この記事では実際にイマーシブ・フォート東京のガチ感想としての率直な意見を記録しておきます。

イマーシブ・フォート東京に行こうか迷っている方の参考になれば幸いです。

目次

イマーシブフォート東京はどんなところ?

イマーシブフォート東京は「完全没入体験」を提供する室内型施設です。

ロンドンで成功を収めた「スリープノーモア(SNM)」にインスパイアされた体験型演劇が「イマーシブシアター」として知られ、こうした複数のアトラクションを一か所で楽しめるのはかなり珍しいです。

元々イマーシブな体験には興味がありましたが、謎解きやTRPGのようなインタラクティブな要素にはなじみが少なく、興味はあるものの手を出しにくかったんです。

しかし、映画やTVシリーズを楽しんだ後、この施設のことを知り、思い切ってチケットを購入しました。

施設は予想以上に広くないものの、すべてを楽しむには半日では足りないほどです。

オープン直後に行って目いっぱい楽しむのがオススメです。

連休中に行ったのですが、まだそこまで混雑しておらず、快適に楽しめました。

イマーシブ・フォート東京のガチ感想は?

総じてとても面白い!

実際にイマーシブフォート東京に行ってみての感想は、「面白かった」という一言に尽きます。

一度では堪能するのは難しい程に、見どころの多いテーマーパークとなっていて筆者はすでに2回目のリピート来場をしています。

イマーシブフォート東京で特に感じた事をまとめてみました。

  • キャストのノリが良い
  • 内向的な人でもちゃんと楽しめる
  • ホラー耐性が求められる

キャストのノリが良い

イマーシブフォート東京はヨーロッパ風の架空の街「フォルテヴィータ」を模しており、アトラクションはその街の一部として設置されています。街の住民としてキャストとゲストが一体となって行動します。何気なく座っていると、「何をしているの?」や「これからどこへ行くの?」と声をかけられることがあります。

キャストはただ漫然とした関わりではなく、アトラクションの推薦や困りごとの対応もしてくれるので、親しみやすい存在です。

内向的な人でもちゃんと楽しめる

イマーシブフォート東京は、どれだけ自分をキャラクターに没入できるかが鍵ですが、それには向き不向きがあるかもしれません。

私自身でいうと、内向的でコミュニケーションが得意ではありませんが、全力で参加することで楽しめました。

また、キャストの演技を間近で見られること自体が、演劇の一環として非常に良かったです。完全に傍観者を希望する場合、それなりのアピールをすれば、無理に関与されることはないでしょう。

ホラー耐性が求められる

イマーシブフォート東京は常にやや暗めで、狭い場所や激しい演出が多いアトラクションが目立ちます。

閉所恐怖症や暗所恐怖症の方には向いていないかもしれません。

未就学児には不向きなアトラクションもありますが、小学生くらいの子供たちも楽しんでいる様子では見受けられました。

【体験レビュー】おすすめアトラクションは?

実際に体験した、おすすめアトラクションについて掘り下げていきます。

※★印のアトラクションは追加料金が必要です

  • ザ・シャーロック ~ベイカー街連続殺人事件~(★)
  • 第五人格 イマーシブ・チェイス
  • 熱狂!フォルテヴィータ事件簿
  • パーティ・フェスタ!
  • イマーシブ・ストーリーズ
  • ジャックザリッパー
  • 今際の国のアリス
  • スパイ・アクション

全てのアトラクションを体験できなかったので、今後追記していきます。

ザ・シャーロック ~ベイカー街連続殺人事件~

今回訪れた中で一番の目と感じたのは、ベイカー・ストリートの連続殺人事件です!

入場料とは別に、追加の料金(+3500円)が必要ですが、本当に価値がありました!

90分間のこのアトラクションは定員が180人で、連休中は特にチケットが早く売り切れるため、早めの購入が賢明です。

主なルールは以下の通りです

  • 入場時に渡される黒いバンダナで顔を覆う
  • 走ったり、話したりするのは禁止
  • 撮影や演出の妨げ、小道具に触ることも禁止
  • スポイラーは絶対に禁止

バンダナを着用している間、参加者は「目に見えない存在」として扱われます。一部のシーンでは参加者の行動が求められることもありますが、特に難しいことはありません。従って、深い謎解きや参加型イベントを期待していると肩透かしを食うかもしれません。

アトラクション内にはトイレも完備されており、迷ったら静かに待機しているスタッフやキャストに尋ねるといいでしょう。221Bの階段の横にあります。

シャーロックやワトソンを含む約45人のキャラクターが居て、自由に散策しながら彼らの活動を見て回ることができます。この自由度が、参加者にとっては非常に楽しい挑戦でした。

初めての訪問では、主に主要キャラクターに焦点を当てて事件の全貌を追いましたが、キャラクターの動きが早いため、しっかりとした運動能力が求められます。連続殺人事件というテーマのため、頻繁に現場とオフィスを行き来し、階段の昇降も多いです。そのため、運動靴を履くことをお勧めします。

人気の回だったため、通路が大変込み合いましたが、キャストに声をかけられたり、簡単な手伝いを求められることもあるため、非常に充実した体験ができました。

キャラクターとの距離が近いため、演技を間近で見ることができ、非常に没入感のある体験ができます。

ただし、ミステリー要素については期待しない方がよいかもしれませんが、異なる視点での体験も面白いかもしれません。

ベイカーズ・サーカス

ザ・シャーロックのミステリー上演中に開催されるサーカスショーです。シャーロックの参加者はほぼ自動的にこのショーを見ることになりますが、追加料金を支払っていない人も会場の後方から観覧可能です。

ショーは約10分間で、この部分だけでも楽しめますし、本編のネタバレを心配する必要はありません。

第五人格 イマーシブ・チェイス

参加者は端末を装着してユーザー名を登録し、約13分間のゲームに挑戦します。

無課金でも楽しめるこのアトラクションは非常に人気があり、週末には60分から90分の待ち時間が予想されますが、私は表示された120分待ちを覚悟したものの、実際には60分で入場できました。

ゲーム好きの友人は「オリジナルゲームの雰囲気をよく再現していて素晴らしい」と評価していましたが、ゲーム未経験者でも十分に楽しめます。

このアトラクションでは、6人一組でチームを組み、暗号機を解読しながらハンターから逃れて脱出を目指す鬼ごっこ形式のゲームを楽しめます。初めて会う人同士でも、短いながらも緊張感溢れるゲームプレイが瞬く間に終わります。VIPラインチケット(追加料金1000円)を利用すれば、もっと効率よく楽しむことが推奨されています。

端末は通常は一人一台ですが、混雑を避けるために「2人で一台を共有する」という選択肢も提示されることがあります。これはカップルや親子、または怖がりなどで一緒に行動したい人にとって良い選択かもしれません。

待ち時間中には、ゲームのスコアボードが表示され、初見でのクリアはかなり困難なことが窺えます。ルールを素早く把握し、臨機応変に対応できる人や、リーダーシップを発揮できる人がいるとゲームがより楽しくなります。私のチームはほぼ成功するところでしたが、時間切れで終了。リベンジの意欲を燃やしています。

アトラクションが終わると、参加者は即座に解散となりますが、もっと結果を振り返る時間があれば良いのにと思います。

待機列で見つけたQRコードをスキャンすると、簡単なクイズに挑戦でき、獲得したポイントに応じてステッカーやゲーム内で使用できる専用衣装を手に入れることができますので、是非試してみてください。

熱狂!フォルテヴィータ事件簿

4月末にスタートした新しいアトラクションでは、園内の様々な場所で一日中イベントが行われています。

園内のキャラクターたちは、来場者を巻き込む形で次々と小さな事件を起こし、パークを盛り上げています。

私が体験した2つの事件は比較的穏やかなものでしたが、それでも楽しめる内容でした。

一つ目の事件は、新人歌手フィオーネさんが公演前にコーラスの練習相手を求めてきたことです。彼女はその場で歌い、その後、裏通りのバーでの公演を告げていましたが、残念ながら他のスケジュールと重なってしまい参加できませんでした。彼女のその後のパフォーマンスがどうなったのか気になります。

二つ目の事件は、フォンタナ家の夫婦喧嘩に遭遇しました。酔っ払った夫が宿の準備をサボっており、奥さんから厳しく叱られていました。夫は私たちゲストに助けを求め、奥さんから逃げる様子も見せていました。

この新アトラクションの導入は、人気アトラクションのチケットが売り切れ続出という事態を解消するための一環として公式に発表されました。園内で常に何かが起こっているため、訪問者は終日楽しむことができます。各事件を追いながら、フィナーレで明かされる真相を楽しみにするのも一興です。

さらに、アトラクションの前日には特定のキャラクターから指定された目印をつけてくるようメールで連絡が来ることもあるとのこと。このようなサプライズ要素が、訪れるたびに異なる体験ができることを示しています。

公式サイトでは日々のテーマがアナウンスされているため、訪問前にチェックしておくとスムーズに楽しむことができます。

他の訪問者の感想を見ると、「つまらない」「課金が必要で楽しめない」という意見も散見されますが、これらは主にアトラクション開始直後の意見です。新しい要素の導入はゲストの体験を大きく向上させるためには欠かせないことです。

パーティ・フェスタ!

午後に会場に到着したとき、パーティ・フェスタはすでに始まっていて、中心の広場で盛大なパーティが開催されていました。生の歌と演奏で場は非常に活気づいており、最終段階では観客を巻き込んでのダンスが行われていました。

単に見ているだけでも楽しめますが、体育のダンスにトラウマがある方は少し離れた場所や上階から観ることをお勧めします。

明るく活動的なグループのエネルギーが感じられるでしょう。

イマーシブ・ストーリーズ

こちらは、実際にお菓子の家に入る体験ができるアトラクションです。

展示とアニメーション(プロジェクションマッピング)を駆使した、一方通行の歩行型アトラクションで、ヘンゼルとグレーテルのルートや魔女のルートから選べます。

空いていたのでヘンゼルとグレーテルのルートを選びましたが、映像は綺麗でしたが、期待していたほどではないという声も聞かれます。

これは魔女のルートと比較してみないと完全な評価はできないでしょう。

ジャックザリッパー

このアトラクションは、怖がり屋さんにはちょっとした挑戦となるお化け屋敷スタイルです。

フィナーレが行われている時間帯は比較的空いており、すぐに入場できました。

VIPラインパスもありますが、恐らく必要ないでしょう。参加者は他のゲストと一緒にロープを持ちながら、指定されたルートを歩いて進みます。

私は演出に関心を持つタイプで、怖がることが苦手ですが、本当に怖がりの方にはかなり恐怖を感じるかもしれません。

内容によっては一度体験すれば十分だと感じるかもしれませんが、翌日には微調整が加えられ、運営側は参加者がより楽しめるよう努力している様子がうかがえます。

今際の国のアリス

7月19日に登場した新アトラクション。

デスゲーム好きとしては、やっぱり一度は首輪をつけられて理不尽なゲームに挑戦しないと!というわけで、率先して参加してみました。

これは漫画が原作で、ドラマ化もされているコンテンツですが、原作を知らなくても大丈夫。受付から退場まで約1時間の体験です。

「電流って言ってもマッサージ機くらいでしょ?」と油断していましたが、実際に受けてみると意外と強めの刺激!痛みというより、じわっとした不快感があります。

くすぐったがりの方や、低周波が苦手な方には向かないかもしれませんが、無課金で楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。

ゲーム自体は非常にシンプルですが、理不尽な展開が逆に楽しい要素となっています。

ゲームの指示が天井から映し出されるプロジェクションマッピングも、威圧感たっぷりで臨場感を盛り上げていました。

スパイ・アクション

ノースストリートで他のアトラクションを待っていたところ、突然マフィアの一味が「お前たち全員人質だ!」と叫び、巻き込まれてしまいました。

両手を挙げて歩かされ、連れて行かれたのは広場。

そこには、すでに他の客が目隠しをされて絶体絶命の状況!しかし、実はエージェントが紛れ込んでいて、彼らが隙をついて反撃する展開に。

このアクションショーは不定期に行われ、1日に0〜5回のゲリラ公演として実施されます。スタッフが動き始めるタイミングを見逃さないよう、ローズプラザで待機してみてください。

混雑によっては台詞が聞きづらいこともありましたが、事件に巻き込まれたかのようなリアルな体験が楽しめます。銃声が聞こえたらしゃがむ習慣をつけましょう。

イマーシブ・フォート東京のレストラン・食事の感想は?

昼過ぎに訪れた際、サウスストリートの出店でサンドイッチを購入。

正直、味には期待しない方がいいかもしれません。

パンは乾燥していて、具も薄め。持ち込みが禁止されているため、選択肢が限られてしまいますが、もっと手軽に楽しめるメニューがあれば嬉しいです。

施設自体には改良の余地があり、公式サイトに飲食のラインナップが掲載されていない点も残念。

今後の改善に期待したいところです。

自販機は各所にあるため、飲み物には困りませんが、飲食店の座席数が少ないため、混雑すると大変かもしれません。

キャバレーのようなアトラクションと併設されたレストランでは、タイミング次第で楽しい食事体験ができるかもしれません。

2回目の訪問では、キャバレーでチキンコンフィーと葡萄シャーベットモクテルをいただきました。

味は良かったのですが、値段を考えるとやや高め。フォルテビータの物価の高さを感じます。

14時ごろに入ったため、ショーの時間帯を避けて比較的空いていました。

イマーシブ・フォート東京の良くなかったところ(改善要望)

グッズの情報

グッズに関する情報発信が不足している点が気になります。

アパレル商品はどれも可愛く、しっかりした作りなのに、欲しいファンが多いにも関わらず、告知が不十分です。新商品が定期的に追加されているようですが、公式サイトの更新が遅れているようなので、転売のリスクも考慮しつつ、もっとしっかりと情報を発信してほしいですね。

待ち時間の管理

待ち時間に関しては、一覧表を提供することで、ゲストが計画的にアトラクションを楽しむことができます。

現在はTwitterで不定期にアナウンスされる程度であり、Webサイトでの情報提供が整備されていれば、よりアクセスしやすくなるでしょう。

現状ではアトラクションの前まで実際に行って確認するしかないため、ゲストにとっては不便です。

割引の提案

リピーター向けの割引制度も実施されれば嬉しいところです。

例えば、前回のバンダナを持参することでドリンクチケットを受け取る、年間パスを導入して有料アトラクションの料金を割引するなど、リピート訪問を促す施策が求められています。

イマーシブ・フォート東京のガチ感想!まとめ

イマーシブ・フォート東京はまだまだ試行錯誤が続いており、アトラクションの内容やシナリオが頻繁に更新されています。

空いているスペースを活用しての新しいアトラクションの導入や、期間限定のコラボレーションイベントなども期待されています。

例えば、人気アニメのキャラクターが登場する特別イベントなどがあれば、さらに多くの訪問者を引き付けることが可能だと思います。

施設全体としては、これからもゲストに新鮮な驚きと楽しみを提供し続けることができるため、積極的に改善を進め、更なる魅力を引き出していくことが期待されます。

イマーシブ・フォート東京は総じて「かなり楽しい新感覚の施設」といえるので、迷っている方は言ってみる価値は十分にあるといえますよ!

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