今回は、イマーシブフォート東京で人気を誇るアトラクション「イマーシブストーリーズ」の「ヘンゼルとグレーテル」についてご紹介します。
「イマーシブストーリーズ」は、その特殊効果や映像表現が非常に評判の高いアトラクションです。
物語の世界に深く入り込む感覚を、存分に楽しむことができます。
イマーシブフォート東京に訪れるなら、ぜひ体験してほしいアトラクションの一つです。
この記事を参考にして、イマーシブフォートでの充実した体験を計画してください!
イマーシブフォート「ヘンゼルとグレーテル・魔女どっちもある!」
イマーシブ・ストーリーズ | アトラクション | IMMERSIVE FORT TOKYO
場所: イマーシブフォート東京
開催期間: 常設
利用料金: 1dayパスポートに含まれる
体験形式: ウォークスルー型シアター
所要時間: 約15分
オススメ度: ★★★☆☆
没入度: ★★★☆☆
怖さレベル: ★☆☆☆☆
イマーシブフォート「ヘンゼルとグレーテル」では、2つの異なるストーリーから1つを選んで体験することができます。
- ヘンゼルとグレーテルの物語
- 魔女の物語
魔女の物語っって気になりますね
ヘンゼルとグレーテルの物語
誰もが一度は聞いたことのある物語ですが、このストーリーではより迫力ある演出が体験できます。特殊効果もあり、視覚的に楽しめる内容です
魔女の物語
物語の「なぜ」を探る、新たな視点のストーリーです。初めて知る背景に触れながら進むので、考察しながら体験する楽しさがあります。
「ヘンゼルとグレーテル」と「魔女」どっちを選ぶ?
結論!
両方のルートを体験できるのが一番よい
できれば両方のルートを体験するのがおすすめです。
どちらから体験しても、異なる視点で楽しむことができます。
でも時間的に…とかいろいろ理由はあるよね?
どちらのストーリーを選ぶべき?
もし1つしか選べないなら、以下を参考にしてください。
- ヘンゼルとグレーテルの「お菓子の家」を見たいなら「ヘンゼルとグレーテル」
- なぜ物語がそうなったのか深く知りたいなら「魔女の物語」
どちらのルートでも楽しめますので、迷ったときはこれらを参考にしてください。
イマーシブフォート東京「ヘンゼルとグレーテル」不思議な二つの視点から見る物語
「ヘンゼルとグレーテル」は、多くの人が幼少期に触れたことがある有名な物語ですが、今回のイマーシブフォートでの体験は一味違います。
子供向けにアレンジされた童話の裏に隠された大人の視点から、知られざる真実をハイクオリティな演出で感じることができます。
このアトラクションでは、物語を二つの視点から楽しむことが可能です。
一つは「ヘンゼルとグレーテル」の視点、もう一つは「魔女」の視点です。
これにより、異なるキャラクターの立場から物語を追体験し、新しい視点を得られる体験が提供されています。
ヘンゼルとグレーテルの視点ルート
まず、初めて体験する方には「ヘンゼルとグレーテル視点」がおすすめです。このルートでは、原作の流れを再確認しつつ、プロジェクションマッピングを駆使した幻想的なお菓子の家を訪れることができます。
映像とセットが巧みに融合し、目の前に広がる世界がまるで本物のように感じられるのが特徴です。
特に印象的なのは、お菓子の家に入る場面で、映像とセットの区別がつかないほどの精巧な演出がなされており、まるで童話の世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
途中にはホラー要素も少し含まれていますが、怖がらせるようなシーンはないため、安心して楽しめます。
魔女の視点ルート
続いて、魔女の視点ルート。
こちらのルートを体験することで、魔女の心情や彼女がどのようにしてその立場に至ったのか、という背景が語られます。
物語の裏側を知ることで、単なる悪役という以上の深みが感じられるストーリーが展開されます。
特に、時間が巻き戻る演出があり、物語の前日譚を追体験することができるのが魅力です。
セットと映像の融合によって、まるでその場に自分がいるかのような没入感を味わうことができ、最後のシーンではヘンゼルとグレーテルのルートの人々とも合流し、異なる視点が交わる瞬間の面白さを感じられます。
イマーシブフォート東京「ヘンゼルとグレーテル」子どもには怖い?
私は両方のストーリーを体験しましたが、もし子どもが見たらどう感じるかを考えてみました。
- 全体的に暗い雰囲気
- 声優さんの声がリアルで、少し怖く感じる可能性
- 映像の迫力が強く、恐怖を感じることも
小さなお子様が体験する場合は、これらの点を考慮して判断するのが良いでしょう。
イマーシブフォート東京「ヘンゼルとグレーテル」感想と混雑状況
私は2024年4月、春休みの平日にイマーシブフォート東京を訪れました。
午前中に「イマーシブストーリーズ」を体験し、混雑はそれほどでもありませんでした。
列に並ぶと、二つのストーリーからどちらを選ぶか決める必要があり、娘と相談して「魔女のストーリー」を選びました。
魔女のストーリーは「なるほど!」と感じる場面や伏線が回収されるストーリーで、非常に興味深かったです。
午後には「ヘンゼルとグレーテル」の視点も体験し、こちらは知っている物語の流れに加えて、魔女の視点を知っているからこそ深まる没入感がありました。
お菓子の家の場面では、期待を裏切らない素晴らしい演出と映像で、一見の価値があります。体験後は娘と感想を共有し、とても面白い体験となりました。
二つの視点から見ると、感想が変わるのが面白かったです!
ヘンゼルとグレーテルを体験した人の感想
原作における「ヘンゼルとグレーテル」の真実
ちなみに、ヘンゼルとグレーテルの原作について調べたところ、魔女を倒したあと、ヘンゼルとグレーテルが家に帰るとまま母も亡くなっていたことになっており、魔女=まま母ということは明記されていないとのことです。
ただ、亡くなったタイミングが同じということで、イマーシブストーリーズの内容はあくまで一説らしいですね。
全くの別人で、前半の悪役をまま母、後半の悪役を魔女にしたかっただけ…という説が濃厚そうではありますが、信じるか信じないかはあなた次第です。
話は脱線しましたが、また数年後には新しいコンテンツに生まれ変わるかもしれません。
セットを作り直すのは大変そうですが、是非皆さんも時間に余裕があったら体験してみてください!
イマーシブフォート東京「ヘンゼルとグレーテル」総合評価
全体を通して、このアトラクションは従来のイマーシブシアターとは少し異なる、新しい体験を提供していると感じました。
キャストの登場はなく、全てが映像で構成されていますが、それでも物語の世界に浸れるクオリティです。
ただし、人によっては期待していたものと異なると感じる可能性もあるかもしれません。
待ち時間は比較的短く、閉園間際でも体験可能なことが多いので、優先順位は低めで良いかもしれませんが、時間に余裕があれば是非体験してみてください。
写真や動画の撮影は全編OKで、SNSにアップロードする際は15秒以上の動画は禁止されています。
「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家など、写真映えするスポットも多いため、素敵な写真を狙うのも一興です。
まとめ
この体験を通して、童話の知られざる一面や、登場キャラクターたちの新たな視点を知ることができるでしょう。
魔女という存在が単なる悪役ではないという視点は、大人だからこそ理解できるものかもしれません。
もし時間に余裕があるなら、ぜひ両方のルートを体験して、物語の全貌を楽しんでみてください。