2020年以前は、年末年始でも通常営業や24時間営業を行うスーパーが多く存在しました。しかし、2020年のコロナ禍から、外出自粛や人員不足、物流の遅延、そしてインフレによる物価高騰といったさまざまな要因が影響しています。また、働き方改革の実施により、ここ数年で年末年始の臨時休業を取り入れるスーパーが増えてきました。
特に年末年始の営業を取りやめて家族でゆっくり過ごすという動きが広がっており、この傾向は年々強まっています。その結果、新年1月1日や三が日(1月1日から3日)に営業しないスーパーが増加しました。
こうした変化に驚かれる方も多く、「元旦にスーパーや百貨店に行こうと思ったらどこも閉まっていた!」といった声も聞かれます。
この記事では、2024-2025年の年末年始に営業するスーパーの情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
2024-2025年「年末年始営業するスーパーまとめ」
今回は、全国展開のスーパーや関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)、関西(大阪府・兵庫県・京都府)エリアのスーパーの年末年始営業状況をまとめました。
1. イオン系列(ダイエー、グルメシティ、マックスバリュなど)
イオン系列のスーパーは、年末年始も比較的多くの店舗で営業しています。2024年12月31日(火)は20時に閉店し、2025年1月1日(水・祝)は8:00–9:00から営業を再開する予定です。ただし、店舗によって営業時間が異なる場合があるため、事前に各店舗の公式サイトを確認することをおすすめします。
2. 西友(SEIYU)
西友は年中無休の店舗が多く、年末年始も通常営業を続ける店舗が多いと予想されます。全国対応のネットスーパーは元旦のみ配送が休止されることがあり、詳細は公式サイトで確認が必要です。
3. イトーヨーカドー・ヨークベニマル
イトーヨーカドーやヨークベニマルの多くの店舗は元旦から営業を行いますが、一部の店舗は休業となります。2024年12月31日(火)は20時に閉店し、2025年1月1日(水・祝)は10:00に開店する予定です。
4. アピタ・ピアゴ
アピタ・ピアゴは元旦から初売りを行う店舗が多く、年始から活気ある営業が期待できます。
5. ドンキホーテ
ドンキホーテは年末年始も24時間営業を続けることで知られています。「困ったときはドンキ」と言われるように、元旦も営業しているので、急な買い物にも対応できます。
6. その他のスーパー
ビオセボン、オリンピック、スーパー玉出なども一部の店舗で元旦営業を行います。一方で、ライフやフードストアアオキなどの一部店舗は三が日を休業することが多いです。
年末年始の営業形態に注意
年末年始のスーパーの営業形態は、地域や店舗によって異なります。例えば、ライフは1月1日から3日まで全店休業する予定です。
また、一部のマルエツやコープなども元旦のみ休業する店舗があります。特に地方のスーパーでは、三が日休業する店舗も多いので、年末年始の買い物計画には十分注意が必要です。
百貨店・アウトレット・ショッピングモールの営業状況
百貨店は、コロナ禍以降、福袋のネット販売が主流になったことで、元旦を含む三が日を休む店舗が増えてきました。その一方で、アウトレットやショッピングモールは元旦から営業する店舗が多く、初売りや福袋を求めて訪れる方々で賑わいます。アウトレットなどに行く際は、混雑を避けるため早めの出発をおすすめします。
コンビニ・ファミレス・ファストフードの年末年始営業
全国のコンビニ(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなど)は、多くの店舗が元旦から通常営業していますが、一部店舗は元旦休業や時短営業になることがあります。
ファミリーレストランも同様で、店舗により営業状況が異なるため、訪れる際は事前に確認することを推奨します。
まとめ
2024-2025年の年末年始は、元旦に休業するスーパーや店舗が増えてきており、年末年始に買い物をする際には注意が必要です。特に三が日を休むスーパーも増えているため、あらかじめ食材や必要なものを準備しておくと安心です。
日本人は働きすぎと言われることも多く、年末年始はゆっくり過ごすことも大切です。今年はしっかりと準備を整え、安心して新年を迎えましょう。